温故知新ブログ

大学生の読書日記・勉強日記

閑話休題【就活について思うこと】【やっぱり過程】

 どうも、温故知新ブログです。

 

実は私いわゆる就活生なのですが、3年生の4月頃から就活を始め1年以上就活をしてきました。その甲斐あってかここで働きたいと思える会社から内定をいただくことができました。そして現在も選考途中の企業はありますが、5月中にはすべての選考を終えて終活生になります。

 

 

結論、就活は良い経験になったなぁと。よく言われることですが、自分のものさしで意思決定をしたり、その過程で自己分析をして自分の人生を振り返ったりした中で「自分の軸」を見つけることができました。それは今後の不透明な人生を進む上での道標になったり、困難に出会した時に踏ん張れる杖になってくれることでしょう。

 

 

個人的にはそれよりも良い経験であったといえる理由があります。それは「やっぱり過程」だと実感できたことです。就活を始めるまでは、結果が全てだと考えていました。実は浪人をしたのですが、そのときに高校時代の頑張ることに意味があるという過程偏重な自分の価値観が大きく変わりました。結果が全てで成功しなければ何もしていないのと同じだと。そしてこの価値観を備え望んだ2回目の大学入試でも第一志望に届きませんでした。かなり落ち込み、自分はその程度の人間だと諦めていました。ただ、大学もタダで通えるわけではないので、社会の評価云々はどうなるかわからないけれど、自堕落な生活を送ってはこの先立ち直れないと考え真面目に勉強することに決めました。もちろんアルバイトやサークル、留学、インターンなどを頑張ることも素晴らしいと分かっていましたが、受験(=勉強)の失敗は勉強で取り返さないとという思いが強かったので勉強を選択しました。(ちなみに高校時代に最後の大会に怪我をするなど消化不良な形で終わってしまった部活に対する後悔もあり、体育会の部活にも所属しました)

 

そこからは週に6日部活動を行う中で勉強に充てられる時間は多くなかったですが、モチベーションは高く授業は一番前の席で受けていました。(希少種)、また少人数の授業でも主体的に取り組んできました。 (演習系はほとんど最高の評価でした)以下詳細に書くといつまでも就活にたどり着かないので時間を就活期に進めます。

 

そんな感じで就活を始める時期になりました。個人的には就活に対する根拠のない自信もありましたが、やはり自分よりすごい(偏差値が高い)大学に進んだ人には敵わないと思い込んでいた側面もありました。ただこの考えは正直一瞬で変わりました。いろいろな場面で大したことない人が多いことに驚きました。具体的に書くと僻みやマウントと思われそうですし、評価基準も主観でしかないので記載しませんが、本当に大学で勉強してた?と思うときが一定数ありました。実際に〇〇大学でこの時期に内定出るのは初めてと言われることもありました。学歴社会と言われていますが(実際にそうだと思うこともありますが)、学歴絶対主義ではないことは確実です。入る方が圧倒的に難しい日本の大学の現状においてさえ、入学後の思考と行動の総量が大きければ大丈夫だったというのが感想です。

 

 

 

もちろん真面目に勉強することが正しいとかそもそも就活で評価されることが偉いとも思っていません。生きていく上では結果という瞬間的な客観よりも過程という普遍的な主観を大事にしていくほうがいいのかなと。さらにこれも伝わるか難しいですが過程の中にいる瞬間は結果にコミットすべきだと思います。

 

 

 

もし今までの結果にとても大きな後悔や挫折を覚えている人は、その後悔や挫折と同じ種類の成功体験ができるように思考と行動を最大化すればいいのではないでしょうか。他のところへ転換しようとしても心にへばりついて消えることは無いと思うので。

 

 

 

 

もっともこの価値観がこの先変わることは大いに考えられます。

まだ就活中なので笑

 

 

 

 

ただいつか就活で悩む人を励ます日が来ることを祈っていることは変わらないので、後輩たちにエールを送って筆を置きます。